プロサッカー選手になるための10個の習慣

◉この記事の対象
■現在プロサッカー選手を目指している
■プロになるために必要な習慣を知りたい
■普段、練習以外には何もしていない

プロサッカー選手を目指していく上で、毎回のトレーニング時間「オンの時間」を大事にするということも、もちろん大切ですが、トレーニング以外の時間「オフの時間」に何をしているのかということも非常に大切です。

プロサッカー選手になる方法については前回の記事プロサッカー選手になるには|ジュニア年代に必要なプロサッカー選手になるための条件で書きましたが、今回は、オフの部分にフォーカスして、プロサッカー選手になるために身に付けておきたい10個の習慣を紹介したいと思います。

身につけたい10個の習慣

◉身につけたい習慣
①食事
②ストレッチ
③睡眠
④オフの過ごし方
⑤勉強
⑥遊び
⑦サッカーノート
⑧サッカー用具管理
⑨服装・身だしなみ
⑩感謝

これをやったから、確実にプロになれるということではないですが、オフの部分がしっかりできていない選手はたとえプロになったとしても長く生き残り続けることはできません。

今回は、サッカー選手として上を目指す選手に向けて、身に付けておきたい習慣を10個紹介していくので、参考にできそうなものを実践してみてください。

理想の食事

1つ目は理想の「食事」についてです。

よく講習会の資料や参考書などには、理想的なジュニアアスリートの食事として「フルコース型の食事を意識しましょう」「運動量に対して必要なエネルギー量〇〇kcalを摂取しましょう」「主食・主菜・乳製品・果物・副菜の組み合わせでメニューを組みましょう」「副菜は2つ以上摂りましょう」など、本当に細かく色々書いてあります。

色々書いてあるのですが!

正直言って「栄養バランスを考えて買い物をして、メニューを作って、それを摂取エネルギーを考えて食べて・・・」と、1日限定なら出来るかもしれないですが、それを何年も何年も続けていくことは、サポートする側にとっても非常に大変ですし、選手自身も楽しく食事ができないと思います。

僕も大学で4年間でスポーツ栄養学を学び、アスリートフードマイスターの資格も取得していますが、もちろん出来るならやった方が理想的だということは間違いないと思います。

間違いないとは思いますが、そこまでやる必要もないと思っています。(一応参考になるように今度理想的な食事についても記事を書こうとは思っていますが)

なので、今回は簡単にできて、これだけは必要だという食事の習慣を3つ紹介したいと思います。

◉覚えておきたい食事習慣
①夜ご飯はお茶碗3杯以上食べる
②トレーニング後45分以内に補食を摂る
③試合前は油ものを避ける

①夜ご飯はお茶碗3杯以上食べる
成長期の選手にとって最も必要なことは量を食べるということです。

この時期にどれだけ食べることが出来るかが、将来的な体格に影響していきます。

上手い選手でも食べるのが苦手で、体が細い選手は多いです。そういう選手は、周りのフィジカルが上がってきたときに、全てにおいて体格差で勝てなくなってしまうので、速い段階から量を食べられるように習慣づけをしておくことが大切です。

②トレーニング後45分以内に補食を摂る
トレーニング後45分以内に炭水化物とタンパク質を摂ることが重要です。

理由は、運動後45分以内が最も筋肉の回復が活発だと言われているからです。

もし、トレーニング後45分以内に夕食を食べることが出来るなら補食はいりませんが、45分以内に夕食が食べられない状況なのであれば、補食として炭水化物とタンパク質を摂ってください。

補食のオススメは「おにぎり一個と牛乳」です。補食なので夕飯が食べられないことがないように注意してください。

③試合前は油ものを避ける
試合前はできるだけ油もの(カツ・唐揚げなど)は避けてください。理由は油ものは吸収が遅いためです。当日のパフォーマンスを上げるためにも前日に食べるのは避けておきましょう。

まだ意識して欲しいことはありますが、とりあえずこの3つを意識できれば、食事に関しては最低限問題はないです。食事もいきなり食べられるようにはならないので、少しずつ量を食べられるように意識してみてください。

ストレッチを習慣化する

2つ目は「ストレッチ」についてです。

プロサッカー選手になる方法の記事でも書きましたが、上のステージでサッカーを続けていくためには怪我をしない身体作りが必要不可欠です。そのためには普段のストレッチが重要です。

「座った状態で開脚をして頭をつける・右足を触る・左足を触る」最低この3つは出来るようにしておいた方が良いです。

毎日30分。厳しければ15分でも良いので、お風呂上がりにストレッチをする習慣をつけてみてください。

体が柔らかくなると怪我をしないだけでなく、プレーの可動域も広がり、パフォーマンスが向上します。ストレッチに関しては、メリットしかないので是非習慣化して欲しいと思います。

年齢が上がるほど柔らかくなるまで時間がかかってしまうので、小学生のうちに始めるのが絶対オススメです。

睡眠時間

3つ目は「睡眠時間」です。

睡眠が重要な理由としては大きくこの3つです。

○成長ホルモンの分泌
○疲労回復
○免疫力の向上

睡眠に関しても、色々な理想はあるのですが、一番意識したいことは、出来るだけ9時間睡眠を目標にするということです。

トレーニングなどで難しい場合は仕方ないですが、早く寝られる日はしっかりと寝たほうが絶対に成長にとってはプラスに働きます。

特に「身長を伸ばしたい」「体を大きくしたい」というなら「寝る前にゲームやテレビなどを観て、寝る時間が遅くなってしまった」というのは勿体ないので、改善が必要です。

オフの過ごし方

4つ目は「オフの過ごし方」です。

これも非常に重要で、オフ(トレーニングが休み)の日にどう過ごすかは、オンのパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。

大切なことは「最低週に一回は全くサッカーをしない日を作る」ということです。

僕自身も小学生時代は、常にボールを触っていたかったので、毎日ボールを蹴りながら登校したり、登校後すぐにサッカーが出来るようにスパイクを履いて学校に行ったりしていたので、気持ちはすごくわかるのですが、週に一回は体を休める日を作った方が良いです。

正直、サッカーが好きな選手にとって1日の中で一回もボールを触らないというのは無理で、「普段練習ではできない所を自主練習したい」というのはあると思います。

■パフォーマンスを最大限に発揮する
■体を休める

■怪我防止

といった観点からも、全くサッカーをしない日を作った方が良いことは間違いないですが、どうしてもボールを触りたいなら触っても良いと思います。

ただ、「少しでも痛みがあるなら練習はしない」「負荷がかかるようなトレーニングはしない」「長い時間自主練習はしない」というのは絶対に心がけた方が良いです。

その週の練習頻度や負荷、体の状態などから考えて休むときは休みましょう。

オフの「1日」練習したことで、疲労回復できず怪我をしてしまい「3ヶ月」サッカーができなくなってしまった。

こんなことになってしまっては本当に勿体ないです。

上のステージを目指すのであれば、自分の体は自分で管理できるようになりましょう。

勉強も大切

5つ目は「勉強」です。

「サッカーと勉強は関係ない」と考える人もいると思いますが、現代サッカーにおいて、賢くない選手は、相当身体能力が高くない限り、生き残っていくことはできません。

■勉強をする理由
・進学に役立つ
・問題解決能力向上

今プロを目指している選手が全員プロサッカー選手になれるわけではありません。

そしてサッカーの世界というのは、厳しい世界で、もしプロになれたとしても、「引退」「戦力外通告」「怪我」など、いつサッカーが出来なくなるかも分からない世界です。

そうなった時に「自分にはサッカーしかない」という状態では、何をすることもできなくなってしまいます。

また、サッカー選手以前に、生きていく上でも絶対に勉強はできた方が良いに決まっています。

学校で習う勉強とサッカーで使う頭は違いますが、だからといって勉強をしなくて良いというわけではありません。

小学校・中学校で習う勉強は、物事に対しての問題解決能力をつけるために行っていると思います。

一つの問題に対して、色々な手段や方法を探しながらそれを使って解決する。それはサッカーや私生活にも活きてくる部分だと僕は思います。

また、「Jリーグ下部組織のジュニアユース→ユース→トップチーム昇格」というように、進んでいければ良いですが、Jリーグの下部組織に入れる選手、そこで生き残っていける選手は限られています。

そうなった時に、大学受験などで勉強ができない選手は苦労します。

全国でもサッカーや学力のレベルが高い大学に行こうとする場合、勉強の成績が基準に達していないと、推薦を受けることすら出来ないという大学は山ほどあります。

いつか自分が進路を選ぶ時に、選択肢を出来るだけ多く持つことが出来るように、勉強をしっかりやっておくということは大切です。

遊ぶ(友達や家族など)

6つ目は「遊ぶ」ことです。

意外と見逃してしまう所ですが、「遊ぶ」ことも大切です。

一生に一回しかない時間を、しっかりと家族や友人と遊んでください。

サッカーに本気で打ち込んでいる選手ほど、サッカー漬けの毎日で「オンもサッカー」「オフもサッカー」となってしまいがちです。

それが悪いわけではないですが、一番なんでもできるのが小学生、中学生の時期なので、家族で旅行に行ったり、友達との時間を過ごして思い出を作ることも大切です。

サッカーノートを書く

7つ目は「サッカーノート」です。

これは書いている選手も多いとは思いますが、「自分の頭の整理」「目標の確認」「コンディション管理」などにおいても、ノートをつけておくと色々な面で良いと思います。

サッカーノートに関しては、強制されるものではないので、書きたければ書いたら良いですし、書きたくなければ書かなければ良いと思います。

僕は小学校3年生から書いていて、指導者になった今でも書いていますが、「日付・練習メニュー・目標・コーチに言われたこと・大会結果・自分の良かったプレー・反省点・食べたもの・怪我の痛みレベル・悩み」など本当になんでも書いていました。

特に目標を書くのは大切で、目標が決まれば、達成までを逆算して「今」しなければいけないことを導き出すことができます。

そうやって1つ1つ小さな目標を積み重ねながら、上を目指していくためのツールとして、サッカーノートは有効なのではないかなと思います。

また、書き続けていくことで、その時どんな練習をして、誰と一緒にプレーしていたかなど、振り返ることもできるので、サッカーノートをまだ書いたことがない人は、試してみるのもありだと思います。

サッカー用具の管理

8つ目は「サッカー用具の管理」です。

用具の管理というのは、自分の使っているもの、「スパイク・ウェア・ボール」などを大切に使うということです。

これもサッカーノート同様に、人に言われてやることではないですが、僕は毎回練習が終わったらスパイクを30分くらいかけて磨いていました。

自分が使っているものに愛着があったし、こだわりがあったし、大切にしていたからです。

あとは、スパイクも毎日手入れして大切にしてたら「なんか大事なところで点数を決めれるんじゃないか」とか思いながら磨いていたりもしました。

プロの選手でも、自分でスパイクを磨く人と、ホペイロ(用具係)に磨いてもらう人がいます。

僕なら自分のものは、絶対自分で磨きたいです。

スパイクに限らず、自分のものは大切に自分で管理する。これも習慣にすると良いかもしれません。

服装・身だしなみ

9つ目は「服装・身だしなみ」です。

ここはサッカー選手として非常に大事なところです。一流の選手や上のステージで生き残っている選手は「服装・身だしなみ」がしっかりしています。

○寝癖は直す
○シューズの靴紐はしっかり結ぶ
○汚れたものを着用しない
○靴下を履く

○寝癖は直す・シューズの靴紐はしっかり結ぶ・汚れたものを着用しない
上のステージで生き残っている選手は、「髪型をしっかり整える」「シューズの靴紐はしっかり結ぶ」「汚れている服は着ない」など服装には本当に気を遣っています。

選手としての自覚とチームを背負っている意識があれば、身だしなみは自ずと変わってくると思います。

また、プロになると常に色々な人に見られるので、今のうちから意識してみて下さい。

○靴下を履く
これは1個目とは少し違った観点ですが、靴下を履くのは「怪我をしないため」です。

サッカー選手にとって足は商売道具です。サンダルや裸足で過ごしている選手もいますが、足を大事にしようと思ったら靴下や靴をしっかりと履くと思います。細かいですが、そういったところも気にしてみて下さい。

感謝

最後は「感謝」です。

これは、自分1人では絶対にサッカーが出来ないということです。

毎日ご飯を作ってくれたり、送迎をしてくれたり、サッカー用具を買ってくれたりと、サポートしてくれる人がいるから、本気でサッカーに向き合うことが出来るということです。

一流の選手は、サッカーができることに感謝して、一回一回のトレーニングを大切に取り組んでいます。

最後に

今回は、「プロサッカー選手になるために身につけておきたい10個の習慣」について書きました。

最初にも書いた通り、これをやったから確実にプロになれるわけではありませんが、今回紹介したもので、使えそうなもの、やってみようかなと思ったものがあれば是非実践してみて下さい!

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